約 45,014 件
https://w.atwiki.jp/ikiikigonbo/pages/107.html
編集コメント ◎今週は重大発表あり!! 最新単行本④巻、発売中だコラァッッ!! 教師 「何だ そのフヌケた音はッ 大声を出せ!!玉落としたか!!」 吏毘堂&技野 「サーイエッサー!!」 「ふざけるな!大声出せ!玉落としたか!」 ・・・1987年公開のアメリカの戦争映画「フルメタル・ジャケット」にて登場するハートマン先任軍曹のセリフから 劇中ではアメリカ海兵隊志願者を鍛え上げる「パリス・アイランド海兵隊訓練キャンプ」の鬼教官として登場した 教師 「マーマエンパパワー レーニンベーッッ♪」 吏毘堂&技野 「ま・・・ マーマエンパパワー レーニンベ――ッ♪」 「Mama and papa were laying bed.(ママとパパはベッドでゴロゴロ)」 ・・・1987年公開のアメリカの戦争映画「フルメタル・ジャケットより 海兵隊訓練キャンプで訓練兵が走りながら歌う曲から 「こうしてさわやかな汗を流す若者たちの影で屋根裏の散歩者たちによる知性に満ちた議論が人知れず交されていった――」 「屋根裏の散歩者」・・・推理作家・江戸川乱歩の短編小説から (技野の部屋の本棚の上に飾ってあるフィギュア) ・・・ゆでたまごの漫画「キン肉マン」シリーズにて登場する悪魔超人から 右からサンシャイン、悪魔将軍、ジャンクマンである 編集コメント ◎天国から地獄。 次ページから「いきいきごんぼZ」モーションコミック化の告知を3ページにわたり掲載 「いきいきごんぼZ緊急特報」 「G(ごんぼ)デー決定ッッ!!5月1日(木)」 「覚えてもらえてないでしょ 自分自身の誕生日 だったらこの日くらいは覚えてもらえッッ!!」 「バキ再開情報」 「B(バキ)デー決定ッッ!!3月20日(木)」 「覚えてるでしょ 大切な人の誕生日、だったらこの日も覚えるべきでしょッッ!!」 ・・・週刊少年チャンピオン2014年9号にて掲載された板垣恵介の格闘漫画「バキ」シリーズの連載告知から (文字の配置・背景にラフ原稿を散りばめるところも全てパロディ) 週刊3Dの「チャンピオンいらすとLIVE!」にて公家のイラストが掲載
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29260.html
登録日:2014/07/22 Tue 19 53 24 更新日:2024/04/12 Fri 23 08 06 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 きたないさすが独歩きたない なんだぁ?テメェ・・・ グラップラー刃牙 コメント欄ログ化項目 スキンヘッド スピンオフ主役 ハゲダン バキ バキシリーズ フェイント 世界一かっこいい噛ませ犬 人間凶器 刃牙道 切れっ切れの鉈 努力家 卑劣漢 古武道 名勝負製造機 奇襲 愚地独歩 愚地独歩です・・・ 愛妻家 拳刃 拳神 武神 漢 父親 眼帯 眼鏡 破門 神心会 空手家 舞神 菅生隆之 菩薩の拳 虎殺し 隻眼 飯塚昭三 養父 麦人 「なァーつええッッ」 「夏恵ェッ 見てっかッッッ」 「今度は遊ばねェからなァァッ」 「ちゃ~~~~んと見てんだぞォッッ」 「夏恵の~~だ~~いすきなスーパードッポちゃんがァ」 「ビッシィーーーッとキメるぜェッッ」 愚地独歩(おろち どっぽ)は、板垣恵介の漫画作品・バキシリーズを代表するキャラクターの一人。 スピンオフの『バキ外伝 拳刃』では主役を務めている。 CV 飯塚昭三(OVA)、麦人(テレビアニメ第1作)、菅生隆之(テレビアニメ第2作以降) ●目次 【概要】 【ファイトスタイル】◆主な使用技 【来歴】◆地下闘技場編 ◆最大トーナメント編 ◆最強死刑囚編 ◆神の子アライ.Jr編 ◆範馬刃牙 ◆刃牙道 ◆バキ道 ◆刃牙らへん 【バキ外伝 拳刃】 【交友関係】 【余談】 【概要】 バキシリーズの第一作『グラップラー刃牙』、その第一話から登場しており、主人公と並ぶ最古参キャラクター。 日本最大のフルコンタクト系空手集団神心会会長(*1)で、元祖愚地流空手十段。 モデルは極真空手の生みの親、大山倍達(*2)だが、ファイトスタイルは異なる。 「世界一の空手家・最強の空手家・最強空手の神髄・古武道も使う」と設定されている。(2015年3月の刃牙道5巻の帯・2013年8月の独歩のTシャツ・2013年6月の独歩の重版解説より) 伝説の空手家であり、「武神」「虎殺し」「人食いオロチ」等二つ名は多い。 特に「虎殺し」は独歩の代名詞で、神心会の看板にも描かれている。「誰も信じちゃくれねェ」と当人は自嘲気味に語っていたが、本作がティラノサウルス・武器火薬・果てはアメリカ軍とも戦う異次元バトル漫画化して以降はずいぶんとささやかな設定になってしまった…(なお、このシベリアトラとの戦いについては前述のスピンオフ作品で描写されている) じっちゃん!読者は一切疑わずに信じてるから! 地下闘技場ではOB…だったが、勇次郎戦以降はメーン・イベンターとして復帰している。 【ファイトスタイル】 完全に正統派の空手家。その技術に対する信仰は絶大で、他の格闘技の技術は一切使用しない。 節操なくいろいろパクッたり、色物化したりする輩とは違うのである。 また真剣勝負へのこだわりから、スポーツ空手とは一線を画した完全な武術空手であり、ほとんどの空手団体で禁止されている頭突きを使う他、古流武術に由来する暗技の数々も使いこなす(その内容も、頭蓋骨を断裂させる六波返し・生爪をむしる・恥骨を粉砕骨折させる等、えげつない物が多い)。 肉体そのものも頑丈だが、絶対防御の前羽の構えや火炎をも防いでしまう廻し受け等、受け技の高度な技術力を持つ。 また、素手で人体を破壊する危険過ぎて存在してはならない技術を使えるが、それを使うことは少ない。 また天才・奇人・変人・人外etc万国ビックリ人間ショー化しているバキ・シリーズには珍しく、天才ではない。彼の実力は、「基本技を五十年…毎日千本以上続けているんだよ…」という言葉に代表される、磨き抜かれた技術と鍛え抜かれた肉体とに裏付けられている努力の人である。 その実力は、バキを相手に「今からここを狙ってこの技を出す」と宣告し、その上で防御も回避も許さずヒットさせるほど。 続けてバキに語った、「それができる馬鹿なら誰だって今のような真似ができる」「たとえ相手が地下闘技場チャンピオンでもね」の台詞は、彼の象徴そのものである。 …ここまで書くとなんだか堅苦しいおっさんを想像しがちだが、実際の彼は根っからの江戸っ子気質で、飄々とした態度は剽軽そのもの。普段の顔はぶっちゃけ話のわかる気のいいおっちゃんである。だが、そういうキャラクターだからこそ、真剣勝負の際の底冷えがするような殺気が迫力を持ち、後述の「黒さ」も印象を残すのである。 「才能のない男が地道な鍛錬でただひたすら強くなる」「最強への飽くなき意志」「真剣勝負への真摯な態度」「空手という技術への絶対的な信仰」「超えるべき偉大なる父親像」等々、作者板垣恵介の夢と希望と好みがたっぷり詰まったキャラクターであり、読者人気も非常に高い。だが、そこは格闘ギャグ漫画とも評されるバキ・シリーズのこと、ただそれだけで済むはずはなかった。 まず第一に、擁護しようのないほどの卑怯者だということ(誉め言葉)。 「勝ってナンボの愚地流」の言葉通り、奇襲・不意打ち・死んだ振り・口三味線と何でもござれ。特に心理戦で言葉巧みに敵を追い詰めてゆく姿は老獪を通り越して狡猾ですらある。「きたないさすが独歩きたない」のコメントはある意味デフォ。 スピンオフでは盲目である事以外は全てに於いて己を上回る相手である空手家・繰神怜一に対してボロボロに追い詰められるも、一瞬の隙を狙って両目の点穴を突き強引に視力を与える事で、暗闇の世界で過ごして来たが故に初めて見る「光ある世界」にパニックを起こした相手から事実上の降参を受けるという、ぶっ飛んだ形で勝ちを掴み取った事も。 さらにバキではよくあることだがかませ犬的な扱いが多く、負け試合がかなり多い点。 ただし、後述するがこれはもちろん彼が「弱い」からではない。(読者)人気も実力も確かなため、新キャラ登場の際にはまず真っ先に彼が駆り出されるからである(ヤムチャでなくてべジータ的なかませ、といえば理解されるだろうか)。 実際のところ敵キャラに一方的にやられるという描写は(そんなに)なく、花山薫とともに作中屈指の名勝負製造機である。作中最強(公式)の範馬勇次郎の最初の本格的な被害者が彼であったこともそれを裏付けている。「負けに次ぐ負け」という戦績も、作者の裏返しのキャラ愛であると言えるだろう。 ◆主な使用技 空手の技 特に正拳突きや廻し受け等、攻守共にシンプルな基本技を使う事が多い。だが上述の様に長年空手漬けの日々で磨きに磨き抜いた技巧から繰り出される威力と鋭さは最早常人の域では無く、まだあまりにも主人公補正が極端じゃなかった連載初期の頃とはいえ刃牙に対して予め打つ、蹴る所を宣言してから放ってるのに彼が防御も回避も出来なかった程(寸止めではあったが)。防御技も対ドリアン戦にてドリアンがガソリンとライター、そして強靭な肺活量を使った火吹きすら動かす両腕が美しい真円を描く程の鋭い廻し受けを以て容易くかき消してみせた。 コツカケ 古流空手の防御技の一つで、腹筋の操作により急所の一つである金的を体内に隠して守る。独歩曰く「古い空手家の常識」らしい。 散眼 古代インド拳法が発祥とされる、カメレオンのごとく、左右の眼球を別々に動かすことにより、視界を広げる技。 飛び足刀蹴り 主に奇襲で使用。相手の足の甲を攻撃する他、時には耳をそぎ落とすえげつない攻撃をする事も。 虎口拳 人差し指と親指を広げた手の形を作り、その状態で相手の眉間を鋭く突く事で一瞬だが視力と判断力を奪わせる牽制技。一見単なる目潰し技に見えるが、某公園最強の生物曰く「似て非なるもの」との事。 風摩殺 相手の頬に掌打を浴びせ顎を外す。ダメージ狙いと言うよりは人間が力を込める時に本能的に必ず行う動作である「歯を食い縛る」事を封じ、弱体化と動揺を誘うのが狙い。 六波返し 五本の指全てで相手の頭頂部を包み込む様に突き、頭蓋骨の縫合を外してしまう危険技。当然頭蓋骨という守りを失った脳が直接危険に晒される。 菩薩の拳 独歩の奥義とも言える技。その正体は人間がこの世に生を受けた時、初めて作る手の形に拳を作って突きを放つというもの。ある日「真の正拳とは何か」と考えながら自宅の縁側でウトウトしていた時に、飛んできた虫を反射的に潰した時の手の形を見て開眼に至った。この技の最大の特徴としては本来あらゆる武術の技に多かれ少なかれの差はあれど、存在する筈の「殺気」が一切無いというとんでもない点。故に対渋川戦にて初披露した際には彼をもってしても全く返す事が出来なかった。なお、彼のモデルである大山倍達も、「正拳の握り方は本当にこれでいいのか」と悩んでいたことを自著で語っている。 存在してはならぬ「技術(ワザ)」 正式な技名は不明。上述の菩薩の拳が独歩の「空手家」、つまり表の面の集大成ならばこちらは裏の面、即ち命のやり取りが常識の古流武術家としての集大成とも言えるべき危険技で、よほどの非常時でなければ使うことはない。作中で自暴自棄のあまり連続通り魔を起こそうとした男を一喝して制止し、そのターゲットを自分に向けさせた時にカウンター気味に使用。一瞬かつ素手で男の肋骨と喉仏を引きちぎり、とどめに放った掌底で金的、膀胱、恥骨を纏めて砕くという、「刃と同等」と称される程の手足を全力で使いきればどうなるかという事をむざむざと見せ付けた。その後流石に過剰防衛を疑われてお巡りさんの世話になり、迎えに来た克己に怒られたが。 【来歴】 ◆地下闘技場編 登場時期は古く、グラップラー刃牙の序章・地下闘技場編から登場。というか、バキのスタートは範馬刃牙が神心会のトーナメントに挑戦するところから始まる。 突如乱入してきた範馬勇次郎に対し、既に地下闘技場チャンプだった刃牙を差し置いて対戦カードを組ませる。「親父には勝てない」(+金的蹴り)という刃牙に対し、その実力を見せ付けて力ずくで納得させる。 その時点では間違いなく作中最強カードだった独歩vs勇次郎戦は…まぁ、相手が勇次郎なので結果はお察し。 だが、試合自体はまだ勇次郎が人間やめていなかったのでかなりの善戦を見せる。 予告もなしに子泣き爺の真似をするいきなりの奇襲、さらに前羽の構えや散眼など空手や古武道の高等技術を駆使して追い詰めるも、本気を出した勇次郎にはかなわず、完全敗北(片目失明&一時心臓停止)。 しかし勇次郎に切り札の鬼の貌まで使わせたことを高く評価され、「武神の名に恥じぬ男…」と最上級の賛辞を受けることになる。 この試合は作中最序盤ながらも、いまだにバキ全編のベストバウトに掲げる読者は多い。 この時点で独歩は「ピークを維持できるのは今年で最後だろう」と言っているが、実際はこの後どんどんパワーアップしていくためあまり信憑性はない。 フィジカル面はともかく技術面はさらなる研鑽によってか明らかに上昇している。 というかピーク発言から現在まで一年程度しか経っていないので、どちらにしろその高い実力は健在。 っていうか刃牙道にて筋量が増大していることが刃牙の口から語られているので、もはや完全にピーク(笑)である。 ◆最大トーナメント編 最大トーナメント編でも当然続投。下記の紹介分もトップバッターであり、気合いが入っている(刃牙以外でまるまる1ページ貰えたのは彼だけ)。 さらに勇次郎に負けたため、養子であり空手家の愚地克巳もトーナメントに推薦する。 「虎殺しは生きていた!!」 「更なる研鑽を積み人間凶器が甦った!!」 「武神!!」 「愚地独歩だァーー!!!」 初戦はバウンサーにして地球一のタフガイ(自称)、リチャード・フィルス。 (筆者註 バウンサーとは聞きなれないが、アメリカの酒場とかで酔った客とかを摘み出すために雇われる用心棒のことである) タキシード姿で登場したフィルスに対抗してジャケット姿で登場し、「ジョン・ウェインがやるような西部劇の派手なブン殴り合い」が好きらしく、対戦相手のテレフォンパンチまで受けるファンサービスを披露するが、試合自体は喉への貫手一発で撃破、余裕の勝利… かと思われたが、実際はかなりのダメージを負い、愛妻に泣かれてしまう。 二戦目の相手は範馬勇次郎の推薦枠で参加した、アメリカ大統領のシークレットサービスの天内悠。 対戦相手には「アウト・オブ・眼中」といった態度を取り(冒頭の台詞もこの時のもの)、勇次郎との再戦を約束する等、余裕綽々の態度。 天内の空中殺法を前羽の構えからの廻し受けや飛び蹴りで迎撃し、飛び下段足刀蹴りで封じると更に虎口拳など空手の禁術の数々(当人曰く「凶器攻撃」)を駆使して天内を追い詰めるが、油断した隙を突かれて天内の関節技を喰らう。その後どうにか脱出するも、膝を骨折。甚大な被害を負う。 その後、天内の態度が癇に障った勇次郎の乱入を受け、勝負中座。 審判団の判断(と作者愛)を受けて三戦目に参戦。対戦相手は渋川流柔術の達人、渋川剛気。 この夢の達人対決(渋川剛気の初戦の際に独歩はスネていた)も、最大トーナメント編、もといバキ全編でも指折りの名勝負である。 (あれ、膝骨折してたんじゃないの?) 当初は渋川の合気術に翻弄されていたが、独歩の代名詞的な必殺技、無心で放つ菩薩の拳で逆転のきっかけを掴む。(それまで渋川老はほぼノーダメージで勝ち上がってきており、彼のアンタッチャブル神話を崩壊させた) その後、またも反撃を喰らった後、両雄対峙。 このシーンの緊迫感の凄まじさは最高潮、まさにクライマックスである。(解説役の顔芸がネタに思えないほど) その結果は… 「長生きした分、コンマ一ミリだけわしが上かな」 勝敗を分けたのはほんの僅かな差だった。 勝利した渋川からも、「敵というものに、空手家というものに心底恐怖した」「生まれた月日が逆だったら負けていたのは自分」と最大級の賛辞を贈られる。 だが、なおも真剣勝負の介錯を求める独歩に対し、「あと二十年現役でいる」と激励の言葉を受ける。 敗北後の「強くなりてェ…」の心からの呟きや、夫人の「おソバゆでたげる」という慰めまで含めて、印象深い一戦である。 また余談として、本大会には彼の息子も参戦するのだが、彼の登場の度に身内贔屓な発言を繰り返し、その態度は親バカそのもの。ただし結果がご覧の有様だったせいもあって、生暖かい眼で見られることが多い。 ◆最強死刑囚編 最大トーナメントでの結果を受けて、神心会会長の座を克巳に譲り、修行の旅に出ていたが、対最強死刑囚の五人のメンバーに選ばれ、帰還。人気・実力も含めてこれは納得の人選。 敵五人のなかでは当初からドリアンに目をつけられる。「眼でワカったぜ」「あんた俺に惚れてる」とクサイ発言をして、邂逅直後から一戦おっぱじめる。彼はその前に烈と因縁もあったのだが、不意打ちをかけて横からかっさらう。 烈をも苦しめた火炎放射も廻し受けで防御するが、4ミクロンの繊維により左手首を切り落とされてしまう。だが、切られた方の腕で相手を殴りつけ、ドリアンに「ファンタスティック」とまで言わしめた。 その後徳川亭に侵入してきたドリアンを相手取り、余計な師匠を作った克巳に対して「空手」と「真剣勝負」の何たるかを説いた。 加藤負傷後は神心会総員を駆使してドリアンを遊園地まで追い詰め、やる気マンマンの克巳をまたも押しのけて本格交戦。 まずは失われたかと思われていた左手で先制攻撃。 実は最初のドリアン戦の後、旧友の「繋ぎ屋」梅澤医師による接合手術を受け、見事に完治していたのである。(*3) 余談だがこの梅澤医師は『バキ道』にて再登場するが、あのスーパードクター鎬紅葉が師と仰ぐ程の超スゴ腕外科医である。 その際は克巳の烈海王の右腕の接合手術を受け持ち、図らずも親子二代でお世話になった事になる。 菩薩の拳でドリアン得意の胃の中からの凶器を封じ、その後「武術が自分に全てを捧げた」と考えるドリアンを、「空手に全てを捧げた」独歩が凌駕。結果、圧倒的な実力差で、今までやられまくった弟子たちの鬱憤を晴らすかの如く相手を壊しにかかる。 特に、加藤はモロにひっかかった催眠術に対し、かかったそのまま完璧に反撃するシーンは圧巻の一言。 最後は重態の加藤まで呼び寄せて、「勝負ありッ!」。 …の、ハズだったのだが、病院から抜け出したドリアンの突然の夜襲を受けて妻が襲われたと思い怒りで冷静さを失ってた所を手首に内蔵していた爆弾で顔面に大火傷を負う。結局ドリアンはその後敗北するが、一番おいしいところを烈にとられてしまった。 その後、今度は全身に火傷を負わされたドイルに対し、よくわからんウソをつきながら言葉巧みに挑発。正拳突き一発で叩きのめす。 「空手家が空手を使って、何が悪いんでェ…」 ←きたないさすが独歩きたな(ry ◆神の子アライ.Jr編 『バキ BAKI』終盤のマホメド・アライJr.の対戦相手として渋川剛気に次いで登場。 父親のマホメド・アライには思い入れがあったらしく、容姿やファイトスタイルも酷似する彼との対戦を心から楽しむ。 序盤は「スポーツでは勝てない」と押され気味だったものの、真剣勝負に変わってからは五分。だが、アライのベストショットのカウンターを喰らい、「地面から蟻が這い上がる」感触を抱きながら敗北。案の定かませ犬になった。 だが、渋川戦のダメージが残るアライと再戦。 いつも通り言葉巧みに挑発し、手・足を完全に破壊、真剣勝負の恐ろしさを叩き込む。 ただしこの戦いは、ボロボロのアライを狙って一方的に痛めつけているためファンから賛否両論ある。(逆なら格好良かったのだが・・・) (試合後渋川と共にアライの成長を予感するが、結果は大ハズレであった。) その後、長足の進歩を遂げる刃牙に対し、いまさらながらに勝負をふっかけるも、刃牙にはフラれてしまう。その時の刃牙の回答もかなり有名。 ◆範馬刃牙 米軍基地での"史上最大の夜這い"・"厚木同窓会"にも参加。だが、ピクルの対戦相手として選ばれたのは意外にも息子の愚地克巳のほうだった。 当初は口の建前こそ空手家だったがその実息子を心配する父親としての静止であり、同時に心の底で克巳を子供扱いする嘗めた態度を取っていたが、 決闘を申し込んでからの不意の喉への一撃で自分を斥けた克巳に対し、その化けっぷりを予感。息子の成長を心から喜ぶ。 ピクル戦の前には「父親によォ……ケツ拭かせるんじゃねェぞ」と息子を激励。だが、一番映えたのは決着後だろう。麻酔銃でピクルを狙撃させようとするご老公に対し、正拳をつきつけ、 「御老公よゥ……倅に恥ィかかせる気じゃねえだろうな…」 「銃を、下ろさせな」 「約束を…守るんだ…!」 「克巳がピクルと交わした不文律…他人に口を挟める問題じゃねえ」 このシーンはまさに、独歩の父親としての想い、真剣勝負への信念が見事に結実した名場面である。 そして、この行動が次なる名場面をも生み出す。 決闘後、克巳の成長は心から誇りとしているものの、敗北した結果もそうだが息子の成長を優先して空手家としての筋を通さなかった点については苦言を呈した。 その後の刃牙と勇次郎との親子喧嘩の際にも登場。勇次郎の話し相手になる、勇次郎の猛攻を教育と見破る、刃牙の姿を父親にじゃれつく姿に喩える等、父親としての側面が強く描かれている。 現在は神心会総帥の座も息子に譲り、戦いへの渇望を満たす為に町に繰り出して一般人(「タチが悪いにも程がある」)に喧嘩をふっかけたり殺人(未遂)犯を空手の闇技でぶっちめたりする日々を送っている。 が、当然の事ながら気が収まるどころかまともな喧嘩になるはずがなく、フラストレーションは溜まる一方のようだ。 渋川剛気も同じ事をやっていたり、この手の達人(喧嘩大好き)は本当にはた迷惑なおっちゃんである。 ◆刃牙道 『刃牙道』ではいい年して滝浴びしているらしい。 剣豪・宮本武蔵が動き出し、独歩も他の闘士同様、その存在を知る。そして何やら息巻いていた本部を差し置いて、御老公の屋敷で武蔵と対峙する。デモンストレーションとして演武を披露する。 ちなみにさらなる研鑽を積んだ結果か、かつて独歩を驚かせた克己のビール瓶抉りを見せた。 愚地独歩です…… しかし、武蔵から武ではなく踊りと評され、キレるのだった。 なんだァ?てめェ・・・・・・ 実際は踊りといったのはあくまで挑発で、後にお見事と賞賛されている。 そして遂に迎えた武術家対決。 武蔵の軽く仕掛けたイメージ斬りを3発抑えたものの、二刀流のイメージ斬りにより型を乱され「斬るまでもない」と顔面突きによりダウンを喫する。 その後帯刀した武蔵と再戦。武蔵の数々の挑発に乗って飛び蹴りを繰り出すものの、斬れぬよう手加減した一撃で一蹴されてしまう。 足刀自体は武蔵の頬に傷を付けており「あなたの手足は立派に刃だ」と賞賛されるも、結果的には圧倒的な力量差により完全敗北となった。 ただし、「バキや烈海王と並び戦国でもそこそこ名を成せる実力」「小次郎の実力は普通だが彼ら三人は普通ではない」と武蔵にはそれなりに認められている。 試合、喧嘩、武と日に3度敗北したのはいくら負け戦に慣れてるとはいえ流石に来るものがあるのか、己の武を見つめ直すためか「暫くは引き篭もりてぇ」と発言した。 最近は武蔵が思い出す強者リストからハブられていたりと、本人のいないところで扱いが悪い。 とは言え「道場も家の内」という屁理屈で猛稽古を続け、刃牙から見ても明らかにパワーアップした模様。ピークとは何だったのか… ただ展開の都合上特に武蔵とは戦う事無く餃子に舌鼓を打っている。野菜多めにすると甘くて美味しいよね。 ◆バキ道 「バキ道」では宿禰対策を話し合いに来た刃牙と試合を行い相撲についてレクチャーする。 その際、なんとゴキブリタックルを辛うじて受け止めて張り手(と言う名の掌底)で刃牙をKOした。空手より相撲のほうが向いてるんじゃないかこの人…? 地下闘技場VS相撲協会の団体戦にも選抜され、正規軍メンバーとして刃牙、渋川、克己、花山、宿禰と共に力士達と試合をすることになった。 最大トーナメント以降久々の正式試合である。 そして、二番手として「相撲博士」の異名を持つ関脇・猛剣(たけつるぎ)と対決する。 序盤から猛攻を仕掛け耳を切断するなど残虐技で優位に立つも、猛剣の人間離れした耐久力は独歩の拳ですら決定打に至らず、一瞬の隙を突かれて腕の靭帯をブチ切られてしまう。 その後渾身の頭突きをくらい転倒したところに、渾身の四股踏み攻撃を仕掛けられるも足払いで脱出。 逆に転倒しかけた猛剣を蹴り上げでKOし、勝利した。 予想外の苦戦を強いられたものの、無事正式試合における久々の白星を掴んだ。 団体戦後は101代目当麻蹴速との対決が決定。蹴速に「切れっ切れの鉈」と例えられ、先日の怪我も癒えた様子で、若き有望力士との試合に挑む。 直近で勝利を掴み、更には新キャラの初戦の相手。挙げ句その対戦相手は勇次郎も一目置くかなりの強者…と普通に考えたら噛ませ犬フラグでしか無い展開だが……… (というか似たような展開で過去に大苦戦を強いられた苦い思い出が…) 試合開始直後、蹴速の四股に対して四股返しで挑発。そして繰り出された右足刀蹴りを右正拳突きで迎撃し、なんと一撃で蹴速の踵の骨を粉砕。 いきなり予想外の展開でなんかもうこの時点で既に趨勢は決した感があるが、蹴速の闘志は衰えず両者空中において飛び蹴りで相踏みとなる。 その後、独歩のギプアップを進める発言に激怒し立ち向かってきた蹴速に正拳のつるべ打ちを叩き込み肋骨を粉砕。最後は飛び三角締めを決め悪あがきをする蹴速の両耳を削ぐというえげつない殺法でとどめを刺し武神のまま勝利を収めたのだった。 その後仕切り直しと称して性懲りもなく満身創痍のまま挑んできた蹴速に対して、鼻の穴に指を突っ込んでぶん投げ再び完全勝利した。 ◆刃牙らへん ジャックとの対戦を控えた鎬昂昇に請われ、本部道場で練習試合を行った。 【バキ外伝 拳刃】 作者自らが原作を担当した公式スピンオフ作品。 宮谷拳豪が作画を担当しており、原作構成として板垣恵介が参加し浦秀光が原作協力をしている。 若き日の独歩が主役を務めており、本編の前日譚的な内容になっている。 時系列は愚地独歩が神心館を作る前の時代なので、範馬勇一郎など出てくる登場人物から推測して戦後10年経った位と思われる。 【交友関係】 武術家としての高い実力とその飄々とした性格も相俟って、交友関係は非常に広い。 さらに、「世界中のファイターから尊敬を集める」の表現どおり、バキ世界内の多数の格闘家から尊敬を受けている。それも強キャラほど多いのが特徴。 愚地夏恵 妻。 奥さんとの関係も良好。というか、物凄いオシドリ夫婦であり、作中のベストカップル。妻のことを溺愛しており、彼女の前ではイイカッコをしたいが、逆に彼女にしか本音も弱音も洩らせない。末永くお幸せに♪ 愚地克巳 養子。彼の実父と独歩は友人同士であり、事故で実父を亡くしたために独歩に引き取られた。 「自分より強い(←ウソデス)」と当初よりその実力を過大評価し、彼の勝利や成長を心から願うなど、可愛くて仕方がない様子。 これらの様子から「甘やかしている」という批判も受けるが、当人は「愚地独歩がそんな甘ちゃんだったら、俺もずいぶん楽できたろうに…」と苦笑するなど、厳しいところは厳しいらしい。 息子のほうも、普段は高ビーな彼には珍しく「勝てる気がしない」「この人の前を歩けない」と素直な述懐をもらすほど。彼にとって独歩は、刃牙にとってのオーガと同様に、尊敬してやまない超えるべき父親そのものである。 ピクル戦以降は完全に実力が逆転し、独歩からも「かなわねぇ」と評されているが、克己本人は父こそ世界一の空手家であると発言している。 加藤清澄、末堂厚 直弟子。 神心会の会長をやっていたので、他にも多数の弟子がおり、文字通り神の如く崇められ、また慕われている。 かませ犬となった現在でも彼らは師の勝利を信じて疑わない。 範馬勇次郎 当初は見下した態度を取っていたが、手こずらせた後は評価を変える。その後も不甲斐ない息子を持つ親同士として気が合うらしく、何度か一緒に酒を飲んでいる。 強いんだ星人ではないストライダムより共感する部分が多いのだろうか 余談だが勇次郎はその時のバーが気に入ったのか、後に武蔵を招いて酒を奢っていた。 範馬刃牙 腕試しを挑んで以降、実力の差が開いた現在でもなお尊敬している。 渋川剛気 上記の達人対決以降、酒を酌み交わす仲。 烈海王 空手の強さなど歯牙にもかけない彼にとっても、独歩だけは別格の様子。(*4) 「歴史の数少ない例外」として認め、日本で暮らすようになってからは日本での師として尊敬するようになった。 武の達人を挙げる際にも自身の師と共にわざわざ「武神の名を冠する、あの愚地独歩」と引き合いに出したほど。 武蔵に敗北した際も、「愚地氏が不覚を・・・?」とかなり驚いていた様子。 独歩が不覚をとるのは今に始まったことではないはずだが・・・ 本部以蔵 ご存知公園最強の生物。 古くから独歩とも親交があったらしく、勇次郎戦が決まった際にも独歩の勝利を信じて疑わなかった。 ちなみに独歩に対して放った「今の貴様なら一分で殺せる」という世迷い言は、最近になって異様な信ぴょう性を帯びつつある。 (私服ならおそらく大量の武器を携行していると考えられるため) 宮本武蔵 武術の大先輩にして、天下無双の大剣豪。 モデルの大山倍達と同じく宮本武蔵の大ファンで著書である『五輪の書』は彼の愛読書。 流石の武神も、天下無双の前には分が悪かった。 とはいえ、独歩の実力は戦国の世においても高水準と評している。(が、それ以降は存在を忘れられているフシがある。何故だ・・・) 徳川光成 地下闘技場のオーナーで、おそらく作者の分身に最も近いキャラ。 彼からも、「御老公のアイドル」として熱烈なラブコールを贈られている。 …なんという愛されキャラッッッ 【余談】 武蔵戦での「愚地独歩です・・・」「武というよりは舞、舞踊だな」「なんだァ?てめェ・・・・・・」のやりとり以降、ネタキャラとしての地位もゲットしたが、ネット界隈では「舞神」だの「ハゲダンサー」だの散々なあだ名で呼ばれている(武蔵は武だって言ってたじゃんッッッ!!)ちなみにこのシーン、コラ素材に使われたり公式でTシャツにされたりと、本部以蔵に次いでやたらフィーチャーされている。 彼のお風呂ポスターがチャンピオンREDの付録になったことがある。若き日の独歩の滝浴びシーンで、真冬の氷水を浴びて修行していた。 『龍が如くONLINE』でのコラボでは、神室町に頻繁に出入りしているようで「この街にゃおいらを知らない喧嘩っ早い奴が多くて喧嘩相手には事欠かねェ」とのこと。あの街の住人はムービー銃と本当の異常事態以外に対しては非常に頑丈なのでそりゃそうだろうまた、春日達に対し自分の直弟子志願者達を相手に掛り稽古をさせる最中で秋山の足技を「我流だが精錬されている」と称賛し、「喧嘩に型もなにもない、勝てばいい」という春日とは「滅茶苦茶だな。我武者羅で型ってもんがまるでねェ」と呆れながらも意気投合していた。スルーされたミツェ 「めェーいでええんッッ」 「冥殿ッ 見てっかッッッ」 「今度は遊ばねェからなァァッ」 「ちゃ~~~~んと見てんだぞォッッ」 「冥殿の~~だ~~いすきなスーパーwiki籠りちゃんがァ」 「ビッシィーーーッと追記・修正するぜェッッ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 今となっては勇次郎にワンパンで倒されるだろうな。それくらい実力差が開いてしまった -- 名無しさん (2015-10-30 03 52 22) ドイルの粉塵爆発で火傷したのは克巳だろ。 -- 名無しさん (2015-11-26 23 38 00) 武蔵と勇次郎が本部を評価してる際に比較対象(挙げられた面子は範馬刃牙・烈海王・渋川剛気・三輪猛丈)から八分られるという微妙な扱いを・・・もしかして武蔵からの評価はイマイチなのか? -- 名無しさん (2015-12-27 12 52 34) 久々に登場したね。どうやら武蔵戦以降鍛え直してるみたい -- 名無しさん (2016-05-20 02 05 36) 当年とって55歳、ピークを維持できるのは今年が最後・・・?うそつけこのカラテモンスターがッッッ!あとはパワーアップを実感させてくれる強敵との真剣勝負と、スカッとした完全勝利だな。どちらももうずいぶんとバキでは見てないが・・・ -- 名無しさん (2016-05-20 07 12 51) ↑それは拳刀に期待かな。まあ続編が出ればの話だけど -- 名無しさん (2016-07-14 03 58 16) この人はそこまでかませか……?頑張っているイメージだけどなぁ…… -- 名無しさん (2017-02-02 18 36 13) 頑張ってたけど武蔵戦前のやり取りが面白すぎてネタキャラ街道まっしぐら -- 名無しさん (2017-02-05 02 39 22) ドリアンを実質封殺したところはガチで濡れる 加藤に華持たせるためにトドメを刺さなかったのが仇になったけど -- 名無しさん (2018-09-07 20 45 18) かませ犬ってあるけど勝率はかなり高いほうだぞ独歩 -- 名無しさん (2018-10-16 20 35 23) 最近相撲のレクチャーで刃牙を倒しちゃった -- 名無しさん (2018-10-18 22 50 53) 下げちゃあダメなキャラなんだけどね本来は。本部パターンで相撲解説とか言われてて泣ける。 -- 名無しさん (2018-10-18 23 00 04) 酒で反応遅れて、妻が心配で動揺して、精神的にも鍛えた方がいいんでは?ドリアンの骨ポキポキ折ったり、切断面でなぐっても断面が綺麗な辺り、肉体的には強そうな描写は多いんだけど。 -- 名無しさん (2018-10-30 01 42 35) 本編で不良ボコすよりも、スピンオフで盲目の格闘者の目玉抉ってたのが異常な描写すぎる ツボ押しで盲目を回復させるというトンデモをしておきながら、逆効果のツボ押すんじゃなくて眼ドツくって作者の暴力歓迎感がヤバイ 独歩ちゃんそんな事しないよ -- 名無しさん (2019-01-10 05 17 04) 「拳刃」の頃の、思考に若さとか青さのある独歩も好き。「兄(アン)ちゃん」「若き空手家」って言われてるし20代くらいか? -- 名無しさん (2019-05-15 17 46 46) ふたなりやTSや男の娘好きとか全部ホモでは・・・?って暴論を吐く武蔵に独歩がキレるシーン好き -- 名無しさん (2019-05-21 19 03 07) 俺はふたなり好きでお前はTS好き!そこに何の違いもありゃしねぇだろうが! -- 名無しさん (2019-06-11 16 03 46) もうバキ終盤から15年近くかませ犬としての情けない独歩ちゃんばかり見てるし、そろそろ勇ちゃんを1度はボコって本気にさせた独歩ちゃんらしいカッコイイ姿見せて欲しい -- 名無しさん (2020-05-24 04 06 00) コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2020-06-22 06 34 22) コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2020-07-16 01 12 00 言うほどカマセか?武蔵以外にはボロ負けはしていないような -- (名無しさん) 2020-08-08 06 49 35 アライJrに瞬殺されたあと、相手が手負いになってからお礼参りに行くとかいうクッソ情けないことやってるぞ -- (名無しさん) 2020-11-14 13 35 07 空手家が槍を使ってどこがワルいンでェ… -- (名無しさん) 2021-04-14 04 50 53 空手家が核兵器を使ってどこがワルいンでェ・・・ -- (名無しさん) 2021-09-06 21 24 16 余りにもアライJr戦で叩く人が多いので擁護側に回らせてもらうぞ。”真剣勝負”をして”決着”とは相手を殺すほかない。カウンターで独歩を昏倒させた後トドメをささずに見逃した時点でアライが悪い。再戦後、独歩はあえてそこを指摘してアライを見逃している。「俺らはこれで帰るがよ。あとは坊やの勝手だ。後ろから襲い掛かるもよし」って言ってた。真剣勝負が命のやり取りである以上、アライが甘いってだけなのよあのシーンは。だからアライは去っていく独歩を見て泣いていただろう。あれは言われたことがわかっててできないから悔しかったんだよ -- (名無しさん) 2023-02-27 15 47 24 独歩と花山は作者のお気に入りだから割と勝率いいんだよな。ぽっと出のそこそこのキャラには勝ってる -- (名無しさん) 2023-03-07 19 31 56 某縛りプレイヤーがパルデアウパーに「どくタイプだしけたぐりとか使えるから」でパルデアウパーに“ドッポ”の愛称付けてたらドオーに進化して妙に似合ったの吹いた。どくづきできるし。 -- (名無しさん) 2023-04-12 20 20 46 いいじゃぁ~↑ないかぁ~↓うちこんで→きたまえ~↓ -- (名無しさん) 2023-09-18 21 56 18 外伝にあたる「ゆうえんち」の方が扱いが遥かに良いというね...好きなんだけどな独歩ちゃん -- (名無しさん) 2024-05-07 15 10 54 敗戦見てて思うのは、空手自慢した後に負ける、手こずるって描写割と有るから、突き詰めた空手に拘り過ぎて逆に詰めが甘くなってるのかなあ、なんて思ってしまう。間違ってるとか弱点とまでは言わんけど -- (名無しさん) 2024-07-13 22 56 03 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/souku/pages/596.html
《公開済》SCP000356 シナリオガイド 公式掲示板 手を取り合い、戦いに備えよ! 担当マスター 川岸満里亜 主たる舞台 百合園女学院 ジャンル 学園生活 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 リアクション公開予定日 2009-12-04 2009-12-06 2009-12-10 2009-12-22 リアクション公開日 2009-12-20 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 農家の家主と交渉だ! + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 パラ実生を追い出す + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 四天王を狙う + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 百合園の会議に出席する + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 裏稼業バイトに応募する + ... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SCP 学園生活 川岸満里亜 正常公開済 百合園女学院】
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1484.html
<東方邂逅録~楽園の巫女の選択~ 後編> 「え……え?」 ――未だに頭が現状に追いついていなかった。 神社にいたと思ったら、いつの間にか別の場所にいた。 まるで狐につままれたような感覚。いつの間にか夢でも見ているんじゃないかとすら思うほどに。 「っ、お前たちは!」 現実に引き戻されたのは、隣にいた慧音の切迫した叫びを聞いてからだった。 弾かれるように立ち上がった慧音を見て、しかしいくつもの金色の尻尾を持った女性は眉ひとつ動かさず告げる。 「落ち着きなさい半獣。こちらに敵意はありません」 「……これはお前の主の仕業だろう? そんな言葉を信用することなどできない」 敵対心を隠そうともしない慧音に小柄な少女の目が鋭く光る。肉食獣のそれと同じ獰猛な輝きに本能的に危機 を察知し、シンは反射的に腰に下げたナイフに手をかける。 「橙、やめるんだ」 今にも飛びかかりそうな少女を手で制し、長身の女性は諭すように告げる。 「藍様……でも」 「我々の目的は争うことではないよ。ここに連れてきた手段は強引ではあったがね」 それに、と藍と呼ばれた女性は改めて慧音へと視線を移す。 「この場で私たち二人を相手取るほど、愚かな選択はしないだろうさ」 一瞬向けられた視線の意味を理解して、シンはナイフからゆっくりと手を放した。 いくら慧音が強いとはいえ、妖怪――おそらくは並大抵ではないであろう――二体と戦うのは圧倒的に不利で あるのは人間であるシンの目から見ても明らかだった。しかも、弾幕も使えないただの人間であるシンは現状 助けどころか足手まといでしかない。ナイフで太刀打ちできるほど甘い相手でもないだろう。 (……人質みたいなもんか) 唇を噛み締めながらシンはあくまで冷静に状況を判断し、少なくとも今のところは抵抗を諦めた。 慧音も打つ手がないと分かったのか警戒こそ緩めることはなかったが再び座布団の上へ腰を下ろした。 「さて、自己紹介が遅れたな少年。私は八雲藍、この子は私の式の橙だ」 金色の尻尾を優雅に揺らしながら藍は頭を下げる。それにやや不満げな顔を見せたものの橙と呼ばれた少女も 礼をしていた。 「――シン・アスカです。えっと、それでなんで俺たちはここに……っていうか、いったいどうやってここに?」 「突然のことで驚いただろうな。すまない、我が主に代わって謝ろう」 「主?」 そういえば慧音も「お前の主」と言っていたことを思い出し、視線を向ける。 不機嫌な顔をしたままだったが、慧音はその意味を察したように質問を投げかけた。 「……八雲紫、という名前に覚えはあるか?」 「あぁ、たしか……慧音の授業で何度か聞いたような」 たまにではあるが、シンは慧音の授業を手伝うついでに――こういう言い方をすると慧音は怒るが――その 様子を眺めることもある。数えるほどしかないその回数の中ですら何度も挙がった名前だったのでかろうじて ではあったが覚えていた。 「たしか、幻想郷でも古参の妖怪って」 「そう、彼女は幻想郷を創った賢者の一人であると言われている。文献だけならば1000年以上も前からその 存在が確認されているほどだ」 「せん、って……」 途方もない数字に言葉が詰まる。だが慧音は少し不機嫌になりながらさらに話を続ける。 「そして、彼女の特筆すべきものはその能力にある。この世のありとあらゆる『境界』を操ることができる…… それが彼女の持つ力だ」 「境界を操るって……つまり?」 いまいちピンと来ない説明を引き継ぐように藍が口を開いた。 「この世のありとあらゆるものには境界が存在する。それも物理的なものに限った話ではない。理性と本能、 正気と狂気、怒りと悲しみ、そういった精神的なものにも境界は存在する。それらを操るということは、即ち 万物を操れるということに限りなく等しい」 ……スケールが大きくなってきてさらに混乱してきた。 その様子を感じ取ったのか、藍は人差し指を立てて言う。 「つまり、君たちが博麗神社からここまで来たのは紫様がその間の境界を操り距離をゼロにしたからなんだ」 「距離って……」 「博麗神社が幻想郷の東端、そしてここがその真逆側。こう言えば分かりやすいか?」 ようやく一つ理解できた。そしてその意味することに戦慄した。 距離という概念を超越した所業。しかも今までの話を総合すればそれは単に出来ることのひとつでしかない らしい。これが序の口だとするなら他にはいったい何ができるというのか。 そんなシンの思考を汲み取ったかのように、慧音は補足する。 「……距離だけならまだ良い方だ。彼女にとっては博麗大結界もあってないようなものなのだからな」 「え? でもその結界って妖怪には抜けられないって」 「結界という存在自体が外の世界と幻想郷を隔てる境界、ならばそれも彼女の能力の範疇にあるということだ」 幻想郷においても規格外の存在。そんな妖怪が何故自分たちを隔離し、博麗の巫女と二人だけで自分の処遇に ついて話し合うことになったのか。 「いろいろと聞きたそうな顔をしているが……すまない、私も詳しくは知らされていないんだ。話すことはできない」 「当事者を除け者にしての話し合いか。どう考えても納得できるものではないが」 そう言う慧音に、藍は目を細めながら告げる。 「当事者? 何か勘違いしていないかな半獣。この話の当事者は、紫様と博麗の巫女だ」 「何だと?」 「シン、気を悪くしないで聞いてほしいが君はあくまでこの幻想郷に紛れ込んだ部外者以外の何者でもない。 君は外の世界へ無事に帰れればいい、ならばその詳細を決めるのは大結界を統べる者だ。それに何の異論がある?」 尚何か言い返そうとした慧音だったが、その口から言葉が出てくることはなかった。 言われてみればその通りだ。納得できないところもあるが、言い分自体は正論と言い切ってもいい。 結論次第と言えなくもないが……確かに、無事に帰ることができるのならばそれでいいのだ。 「慧音、もういいよ」 「シン? だが……」 「文句がないわけじゃないけど、理由は分かったからさ」 不承不承ながらとりあえず落ち着きを見せた慧音に、藍はフッと笑った。 「申し訳ない。その代わりと言ってはなんだが、他に聞きたいことがあれば何でも聞いてくれ。答えられる限り、のことは話そう」 「えっと、それじゃあ……その子は何の妖怪なんですか?」 話の間ずっと何かを窺うように顔を見つめていた少女に視線を移してシンは尋ねる。 その瞬間、藍の瞳が輝いた。 「よくぞ聞いてくれた!」 「え?」 「この子は化け猫なんだ。化け猫は知っているかな? まぁそれは後で話そう。先ほども話したがこの子は私の 式でね、あぁ式のこともまた後でな。とにかくとても覚えが良い子なんだ。自分で言うのもなんだが本当によく 出来た式だと思う。何よりもその可愛さは天井知らずというかな、寝てる時に指を口元に近づけると咥えたり しかもそれがほどよい甘噛みだからこちらの心地も天を突き抜けるほどというものでしかも寝顔も最高に可愛 いとなればもはや驚天動地という愛しさのあまりこちらも未知の領域まで逝ってしまうというかあぁもう思い 出すだけで我慢ができなくなる本当に可愛いよ橙! 橙! ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」 「にゃああああああああああああああああらんしゃまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 ものすごい勢いで頬ずりをし始めた。心なしか、というか明らかに目もイってしまっている。先ほどまでの 様子とのギャップにシンも慧音もポカンと口を開けたまま呆気にとられていた。 「どうだ!? 君もそう思うだろう!?」 「え? えっと、その……俺はどっちかと言えば犬派かなぁ、なんて、はは」 唐突に振られたのでシンは考えたことをそのまま言葉にして出した。 出して、しまった。 「犬……?」 興奮の境地にあった藍がピタリと動きを止める。どうしたのかと思っているとスッと立ち上がり、九つの尻尾 の中から一冊の本を取り出した。 ――表題、『橙日記其の壱』。開かれたその中身は、つまるところ日記付きのアルバムだった。 嫌な予感に全身から冷や汗が噴き出してくる。慧音も同じように顔に汗をびっしりと浮かばせていた。 だが今さら後悔しても時すでに遅く…… 地獄が、始まった。 「……で? 何しに来たのよあんた」 「いくらなんでもその態度はどうかと思うわ霊夢」 卓袱台に頬杖をつきながら半目で対面の相手を睨む巫女と、その様子に苦笑を漏らす大妖怪。 並べられた三人分の湯呑、その余った物を境に互いの空気に凄まじいまでの温度差が生じていた。 「せっかく来てくれた参拝客を神隠しされたらこうもなるわよ」 「外来人じゃなくてそこが重要なあたり本当に末期ねこの神社」 「うっさい」 これ以上は不毛だと察して背筋を伸ばす。フッと笑う紫に少なからず苛立ちを感じつつも霊夢は博麗の巫女と して問うべきことを口にする。 「どういうこと? 人里とこの神社の間では人間を襲うことは御法度のはず。あの人間を攫った理由は何?」 「だってこのままだと霊夢はあの人間を外の世界に出すでしょう?」 「当たり前じゃない」 「それをさせないためによ」 そう言いのけて茶を啜る紫に霊夢は眉を顰める。 「何でよ。今までは外来人を帰しても文句ひとつ言わなかったのに」 「ただの外来人なら問題はないわ。でもあの人間は違う」 「何が?」 「だって彼、外の世界の住人ですらないもの」 「……はぁ?」 言っていることの意味が分からない。少なくとも彼が幻想郷の住人でないことは明らかである。ならば必然、 外の世界の人間であることになる。 「あんた……まさか自分の仕業ってことを誤魔化すためにそんなことを言ってるんじゃないでしょうね?」 「失礼ね。今回の件については私は無関係よ」 しれっとした顔で言う紫の表情からは、それが嘘かどうかを判別できるほどのものは窺えない。 何もかもが胡散臭いこの大妖怪から何かを感じ取るのすら難しいのだが、それでもその言葉はおそらくは嘘で はないと霊夢の勘が告げていた。 「まぁ、あんたがそんな嘘をつくわけがないか」 「理解してくれて嬉しいわ霊夢」 ニコニコと笑う紫を無視して「で? さっきのはどういう意味?」と先を促す。 「言葉のままの意味よ。彼は幻想郷の人間でも外の世界の人間でもない。別の世界から来た人間なのよ」 「……まだ意味が分からないんだけど」 「そうね、霊夢には難しい話かもしれないわ」 「ひょっとして馬鹿にしてる?」 「顔が怖いわ霊夢」 ジト目で睨むと「そういう意味じゃないから」と手を振り紫は簡潔に説明を始める。 外の世界よりもさらに進んだ技術を持った世界。そして幻想郷とも外の世界とも違う歴史を歩んできた世界。 彼――シン・アスカがやってきたのはそんな世界だということを。 「……というか、なんであんたそんなことを知ってるわけ?」 「ちょっと彼の話を小耳に挟んだのよ」 要するに盗み聞きである。大方あのハクタクに話しているところをスキマから覗いていたのだろう。 まぁ、それはともかく。 「あんたならあいつのいた世界に戻すこともできるんじゃないの?」 「できない、とまでは言わないけど……霊夢、あなた木の葉一枚差し出されて「これを元の木に戻したいから どの木から落ちたか探してくれ」って言われたらどうする?」 「放置する」 「でしょう?」 『出来る』ということと『実現する』ということには大きな隔たりがある。紫の例え話にしても決して不可能 ではないだろうが、その実現にかかる労力と時間がどれほどのものになるかなど想像もできない。別の世界の ことともなれば尚更のことである。 「でも、少なくとも幻想郷よりは外の世界にいる方が少しはマシじゃないの?」 「彼自身がそれに納得するかはともかく、それも反対ね」 「なんで?」 「不確定要素が多すぎるわ。別の世界からやってきた人間を外の世界に出す、なんてことは前例がないもの。 その影響で結界がどうなるかも分からないし、妙なものが紛れ込んでくるかもしれないわね」 「面倒な話ね……」 結局は置いておくしかないのか、と考えた霊夢に目を細めた紫がそっと呟くように告げる。 「――と、それはこちら側の話」 「は?」 「私は幻想郷に住む妖怪としての意見を言ったまでよ。幻想郷に住む人間である貴女の意見に反対はしたけど それを強制する気はないわ」 しばらく茫然とする霊夢だったが、やがて目を細めて真っ直ぐに紫を見つめながら質問を投げかける。 「……あいつを外に出すのもここに残すのも私次第、というわけ?」 「事情はともかく、彼はこの神社に来た人間だもの。なら博麗の巫女である貴女に最終的な判断を委ねるわ」 「誘拐までしておいてなんて勝手な……」 「話すべきことを話しておいてから決めるべきことだもの。それで、どうするの?」 問われ、しばし霊夢は黙り込む。 外来人の身の安全か、幻想郷の安定か。 つまるところはこの二択である。 博麗の巫女としてどちらを取るか、それをわざわざ確認するために普段なら静観していたであろうこの妖怪は やってきたということか。なんともお節介な話だと霊夢は呆れを隠さず溜息をついた。 ――互いに沈黙を保ったまま時間が過ぎていく。 やがて手の内の湯呑から熱をほとんど感じ取れなくなったところで、 「……しばらくこのまま、様子を見るわ」 巫女は少年の残留を決断した。 「……で、これはいったい何なの藍?」 「も、申し訳ありません紫様! でも危害は加えていませんから! 犬派に猫、というか橙の魅力を切々と語っ ていただけですから!」 「と、言われてもねぇ」 屋敷へと戻った紫は目の前の光景を眺めながら眉を顰める。 ――虚ろな目のまま身体を不安定に揺らす二人の男女。何やらぶつぶつと呟いているがよく聞いてみると 「ちぇぇぇぇん……ちぇぇぇぇぇん……」と繰り返しているらしい。精神崩壊の一歩手前なのは明らかだった。橙が頬を ツンツンと突いても瞬き一つすらしないのは傍から見ていても危険な状態であるのが分かる。 そして二人の目の前には、『橙日記』の其の壱から弐拾四までが広げられていた。誰のせいかは考えるまでも ない。 「まったく……手間をかけさせないで頂戴」 ポン、と紫が手を叩くと二人の人間は同時にハッと我に返った。 「あ、あれ?」 「こんにちは、異世界の外来人さん。一応はじめましてと言うべきかしら」 何が起こったのかも分からないというようにシンは視線を左右へと降り、ようやく目の前の紫を見た。 「八雲紫!?」 「貴女は久しぶりね。元気にしてたかしら?」 うろたえる慧音と愉快そうに目を細めて笑う紫を交互に見て、シンはおずおずと声をかける。 「あんたが、八雲紫……さん?」 「別に呼び捨てにしても構わないわ。それと、さっきはごめんなさいね。式の無礼もあったことだし、お詫びと して夕餉くらいは振舞ってあげたいのだけど」 「えっと……」 「そんな気遣いはいい。それよりも話とやらはどうなった?」 どう返すべきかと悩むシンに代わり、冷静さを取り戻した慧音が割って入る。 妖怪の住まう場所は自然と障気が溜まりやすい。ただの人間であるシンが長くここに居ると影響を受けかねな いという判断からの行為だった。 「つれないわねぇ。まぁいいわ、詳しいことは霊夢から聞いて頂戴。今から帰してあげるから」 さっと紫が手を振ると、に切れ目のようなものが浮かび広がる。中には、ここにやってくるときに見た目が そこかしこに浮かんでいた。さぁどうぞ、と言うように紫は空間の方へ導くように手を差し出す。 正直自分から進むのは気が引けるシンだったが、だからといってそんな理由で慧音に先に行かせるというのも 選べずおっかなびっくりな足取りで隙間へと足を踏み入れる。 「あぁ、そういえば忘れていたわ」 慧音も隙間の中に入ったところで思い出したかのように紫が言う。 「――ようこそ、シン・アスカ。私たちは貴方を歓迎するわ」 その笑顔に言葉とは別の何かを感じたシンだったが、それが分かる前に隙間が閉じられた。 「とりあえず、あんたしばらく人里にいなさい」 神社に戻ったシンは開口一番にそう言われ、「さぁ帰った帰った」と言わんばかりに手を振られた。 「ちょ、ちょっと待て! 理由くらい教えてくれてもいいだろ?」 「シンの言うとおりだ。向こうでもろくな説明をされなかったのだ。詳しいことは霊夢から聞け、と」 「あいつ……本当に全部こっちに投げっぱなしか」 いらついた口調で言いつつもめんどくさそうに口を開く。 「今のところ、あんたの帰し方をどうしたらいいか分からないのよ。私にも初めてのことだからこれ以上のこと は言えないわ。とりあえず方法はこっちで当たっておくからその間は極力人間の里から出ないようにしなさい。 でないと死ぬわよ」 最後の何気なく放たれた一言にシンは自分の身が置かれている状況を再認識した。藍から言われた『部外者』 という言葉を思い出す。 「そう、だな……」 自分の常識が通用しない危険な場所。頼れる者も少ない。そんな状況もあり、シンは例えようのない孤独感 と疎外感を覚えていた。 「シン? 大丈夫か?」 「あぁ……」 心配する慧音に返す言葉も虚ろだった。すぐにでも元の世界に戻れるのならいいが、いつになるのかも分から ないときた。不安にならないわけがない。 「あ、それと一週間に一度はここに来なさい」 「……え?」 「ここにいる間はできる限りのことはするわよ。あんたに憑いた障気を祓ったりね。まぁ、その代わりにお賽銭 ははずんでもらうから」 屈託のない笑顔。図々しいその要求に突っ込む気力もなかったが、その前の言葉に沈んでいた心がわずかなが ら救われたように感じた。 「紫たちがあんたに何を言ったかは知らないけど、幻想郷はすべてを受け入れる場所よ。残酷なほどにね」 「すべてを、受け入れる……」 「だからあんたもそんなに心配することなんてないわよ。生きてればなんとかなったり、なんとかしてくれるの と出逢えるはずよ。現に、あんたのために動いてくれているのだっているわけだしね」 霊夢の視線の先にいる慧音が頷く。 今日一日、ずっと自身の身を案じてくれた存在が確かにここにいたのだ。 「何かあったらまたいつでも来なさい。お茶くらいなら出してあげるから」 去り際に告げられた巫女の言葉に、シンは深く頭を下げて神社を後にした。 「……しばらくこのまま、様子を見るわ」 「そう、よかったわ」 満足気に笑う紫の態度に違和感を覚え、眉根を寄せる。 「何よ?」 「別に? 霊夢が私の意見を受け入れてくれて嬉しいだけよ」 そして笑いながら、妖怪はうっすらと目を細く開く。 「――彼が、幻想郷に穢される可能性を承知の上でね」 その言葉に、ようやくこの妖怪がわざわざここまで動いたのかを察した。 それに気付いたのかさらに愉快そうな声で紫は語る。 「貴女も気付いたでしょう? 彼はそこらの人間とは違う質の業を抱えてここに来た。多くの命を奪い、身近な 者を失った者特有の業をね。彼、いったいどうなるのかしらね? 末は鬼かしら? 案外あの吸血鬼のお嬢様が 気に入って同族にでもするかもしれないわね」 こちらの反応を窺うように次々と言葉を放ってくる。からかうような口調は明らかにこちらを苛立たせようと する響きがあった。 要するに、この妖怪はこれがしたかったのだろう。半分は言葉の通りの期待を込めているようだが。 ――だが、そのことに関しては何も言うことはない。 いくら八雲紫が比較的人間に好意的な珍しい者であるとはいえ、根は人を食う妖怪であることに変わりはない。 妖怪は人間を襲い、そして存在を脅かす。 そうすることで妖怪という種は自らの存在を維持し続けてきた。それはこの幻想郷が出来る前からの話だ。 だから何も言わない。ただ、自分への当てつけのような言い分にだけ呆れた声で返す。 「それを言うためにわざわざ来たわけ?」 「理由なんてそれで十分じゃない。私が人間に興味を持つことなんて面白いか否かよ」 勝手な言い草もいつものことだ。それは気にしない。 だが、 「そう都合よく思い通りになるかしらね」 「あら? 何か思うところでもあるの」 「そんなのあるわけないじゃない。ただ、なんとなく別に大したことは起こらないんじゃないかって思っただけよ」 その言葉に、目の前の紫だけでなく自分が驚いた。 本当に何気なく出た言葉。しかし何故かとてもしっくりくるものがあった。 「――いつもの勘?」 探るような紫の言葉と視線を肩をすくめてやり過ごす。自分の発したことでも分からないことは分からない。 「……まぁいいわ。二人を連れてくるわね。あとはよろしく」 そして紫は忽然と姿を消す。 後に残されたのは自分と中身の空になった湯呑が二つ。 そして、 「……どっちに対する暗示かしらね」 卓袱台の中央に置かれた、茶柱の立った湯呑だけだった。 ――そんなこんなの出来事から数えて、早二ヶ月ほどの月日が経った。 結論から言えば、彼を帰す方法などさっぱり見つからない。一応神社の資料などを調べてはみたのだがそう 都合よく見つかるわけもなく三日で諦めた。 紅魔館の大図書館にならそういったものがあるかもしれないが、さすがに魔法のことは専門外だ。 知り合いの魔法使いもそういったものは知らないらしい。まぁ期待などしていなかったが。 対してシン自身の身の周りも大きく変わったことはひとつだけ、あの九十九神の存在だけだった。 異変らしい異変もその件を除けば起こっておらず、細々とした騒動にこそ巻き込まれてはいたようだが見ての 通り五体満足で日々を過ごしている。紫の期待も大外れといったところだ。 「な、なんだよ?」 「別に。平穏すぎるのも退屈かもねって思っただけ」 一応警戒はしていたというのにあまりの肩すかしっぷりに軽くどうでもよくなったというのが本音だった。 彼がこの地に長く住まうにしろ元の世界にある日突然帰ることになるにしろ、異変のようなことが起きなけれ ばそれでいい。 「――あら、これはこれはお揃いで」 「え? ってうわぁ!?」 振り返ったシンが飛び退いた。ため息ひとつ漏らして声の主に告げる。 「たまには横着せずに階段使って来なさいよね」 「必要がないもの」 あっさりとそう言いのけて女性――八雲紫がシンが座っていた空間に収まる。 「貴方も座りなさいよ。一人で突っ立っているのも変でしょう?」 「その原因がそう言うか」 「大袈裟ねぇ、私はいつも通りにここに来ただけなのに」 何にしろ心臓に悪いからやめろと言いながらやや紫から距離を置いてシンは再び対面に座る。 「どう? 身体の調子は?」 先ほど自分がした質問と同じものを紫は言う。対する答えもほぼ同じだった。 「残念だったわね、期待はずれだったみたいよ」 「……えぇ、そうね」 何か含みを持った言い方だったが、それを考える前にシンが身を乗り出してきた。 「ちょっと待て、何だよ期待って」 「貴方が何人の女の子と関係を持つかって話」 紫の唐突な発言にシンは茶を噴き出した。危うく自分までまったく同じことをしてしまいそうだった。 「竹林の不死者に人里の半人半獣に……貴女も含めていいのかしら霊夢?」 「知らないわよそんなこと!」 「というか何だその人を節操なしみたいに!?」 「あら? あの吸血鬼のところへ行っているのも逢引のためと聞いたのだけど」 「誰から!?」 「あぁ、よく考えたら最初に言ったのは私だったわ」 「あんたって人はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 頭を抱えて叫ぶシンを横目に、再び縁側から見える幻想郷を見下ろす。 こうして彼がやってくるのもすっかり習慣のひとつのようになっていた。 今ではただ共にお茶をするだけの日がほとんどだが、こういう決まって誰かと過ごすことなど今まであった だろうかと考える。 我ながら自分らしくないかもしれない。だが確かに、はっきりと感じることがある。 「……ま、こういうのも嫌いじゃないわね」 二人に聞こえることなくそう呟いて、紫に翻弄されるシンを眺めていた。 「――おかえりなさいませ、紫様」 「ただいま藍」 唐突な出現に眉ひとつ動かすことなく、八雲藍はすでに用意していた徳利から盃に酒を注ぐ。 「今日はどちらへ?」 「霊夢のところよ。少し用があったのだけど、ちょうど都合よく彼もいたわ」 「……例の少年ですか?」 「えぇ」 盃が空になった直後にまた新たな酒が注がれる。こういった嗜好品や食料は藍が人里へ出向き買ってくる。 紫のように年季を重ねた妖怪は滅多に人を襲わない。まったく人を食らわないというわけではないが、普段は こうして人間の口にするものを嗜むことも少なくない。 「藍は彼と会ったとき、どう思ったのかしら?」 「そうですね……ありていに言ってしまえば他の者と変わらないただの人間です。特筆するべき能力などは持た ず、我々にとって害をなす存在には成りえないほどにか弱い存在です」 ですが、と間を置いて藍は率直に告げる。 「それだけに、奇妙だと」 「そうね、私もそう思うわ」 「彼はあまりにも幻想郷に馴染み過ぎています。それも力を持たぬ人間のまま……あの九十九神のせいでしょうか?」 「無関係とまでは言わないけど、影響は低いでしょうね。彼女もあのとき力の大半を失ったもの」 「ではいったいなぜ?」 「さぁ、それはまだ分からないけど……」 盃を置き、月を眺めながら声にかすかな喜悦を乗せて言う。 「――存外、楽しめそうね」 正直に言えば、霊夢に言ったようにあっさりと人成らざる者へとなるだろうと考えていた。だがそんな兆候は まるでなく、それどころかほぼ変化らしい変化は見られない。せいぜいあの九十九神が憑いた程度だ。 「少し行ってくるわ」 「今からですか? どちらへ?」 空間に隙間が現れ、左右に広がる。その中に足を踏み入れながら背後の藍に言葉を返す。 「――頼りになる旧い友人のところよ」 藍が深々とお辞儀をするのを見届けて隙間を閉じる。 そして目の前に、美しい桜の木が現れた。
https://w.atwiki.jp/kagi/pages/93.html
登録タグ:EBI@バキ勢 NSB サガット ブランカ リュウ 豪鬼 Aブロック 第1試合 Cブロック 第1試合 Cブロック 第2試合 Dブロック 第3試合 Aブロック 第1試合 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7850533 元URI http //www.nicovideo.jp/watch/sm7850533 02 20 虎太刀(EL) - こくじん(RY) Cブロック 第1試合 http //www.nicovideo.jp/watch/sm8110548 元URI http //www.nicovideo.jp/watch/sm8110548 14 00 ねこックマ(EL) - coop(BL) Cブロック 第2試合 http //www.nicovideo.jp/watch/sm8112800 元URI http //www.nicovideo.jp/watch/sm8112800 03 50 ねこックマ(EL) - えいた(GO) Dブロック 第3試合 http //www.nicovideo.jp/watch/sm8118528 元URI http //www.nicovideo.jp/watch/sm8118528 11 00 EBI@バキ勢(EL) - マゴ(SA) 名前
https://w.atwiki.jp/prettysetlist/pages/18.html
日時 ライブ 2023/3/4 【昼】DARK NIGHTMARE 1st EVENT 俺たちとバキろうぜ‼︎ by IdolLandPripara 2023/3/4 【夜】DARK NIGHTMARE 1st EVENT 俺たちとバキろうぜ‼︎ by IdolLandPripara 2023/4/29 【昼】NonSugar 2nd EVENT「ノンスイートホットペッパーチリペッパー!」byプリパラ 2023/4/29 【夜】NonSugar 2nd EVENT「ノンスイートホットペッパーチリペッパー!」byプリパラ 2023/7/15 【昼】プリ☆チャン ファンファーレ!2023 2023/7/15 【夜】プリ☆チャン ファンファーレ!2023 2023/9/152023/9/16 ワッチャ!リーディング!マジック! 2023/9/23 【昼】プリパラフレンドシップ オータムライブ2023 2023/9/23 【夜】プリパラフレンドシップ オータムライブ2023 2023/12/3 【昼】プリパラ&キラッとプリ☆チャン&ワッチャプリマジ! Winter Live 2023 2023/12/3 【夜】プリパラ&キラッとプリ☆チャン&ワッチャプリマジ! Winter Live 2023
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4564.html
503: 第三帝国 :2017/04/23(日) 20 01 07 銀河連合日本×神崎島ネタSS――——「日本人の邂逅」 首相記者会見は一国の首相と国民との直接談話。 という観点から非常に重要な意味を持っているが正直言って面白い物ではない。 しかし最近の首相記者会見。 特にティ連合関係に関する発表をこの首相記者会見で行うため、どんな時間帯であろうが異様に視聴率が伸び、官邸名物になりつつあった。 そしてティ連合と同様に、大勢の人間が関心を抱いている一夜にして誕生した新島、現代のアトランティスこと神崎島に関する重大発表がある。 と告知されていたので報道陣も気合を入れており、視聴率も司会進行係から総理の発言を促された時点で、既に首相記者会見ではありえない程の数値をたたき出していた。 「・・・ヤルバーン都市型探査母艦が地球に来て以来、地球と異星知的生命体との間を隔てる距離という物は非常に短く、また互いに理解し、語り合えることができる事を我々地球人類は知ることができました。 この歴史的な場面に内閣総理大臣として立ち会えたことを非常に誇りに思っています・・・」 二藤部内閣総理大臣のゆっくりと、聞きやすいようにはっきりとした口調に誰もが耳を傾ける。 ネットも・・・。 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ 二藤部ちゃん今日もヒットを期待するぜ~ 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ 首相記者会見に何を期待しているんだ・・・ 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ え、ナニじゃないか? 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ えっちなのはいけないと思います! 初っ端からカオスじみていた。 504: 第三帝国 :2017/04/23(日) 20 01 55 「そして本日、この世界に遥々5千万年光年先から来訪されたティクマカル連合の方々に続き、日本は神崎島に住まう艦娘を始めとする新たな種族を出迎える事が出来たことをここに報告します・・・」 ん?と記者たちが総理の言葉に思わず速記の手を止める。 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ ふぁ!? 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ え? 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ んん?? 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ まてまてまて、今なんつった? 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ 艦娘って言ってたよなぁ・・・太郎閣下でも守備範囲外だぞ、ついにボケたか? 流石にネットでも動揺が隠せず、SNSにツイッターでは「今すぐ記者会見を見ろ!」とのツィートが拡散される。 「わくわく動画の佐古田と申します! 総理!もう一度、もう一度言って頂けないでしょうか!?」 今日は4月1日ではないよな。 と戸惑った空気が漂う中某動画サイトの記者が声を上げる。 質問時間ではないにも関わらず会見に割って入るのは規則違反であるが、この展開は予想していたので二藤部は落ち着いて再度口を開いた。 「はい、艦娘です。 彼女ら自身の証言によれば、自分たちはかつての戦争で沈んだ軍艦であり、現世と離れた常世の世界に堕ち、今一度戻ってきたとの事です」 この言葉に記者たち口をぽかーんと開けて呆ける。 対してネットでは大騒ぎになりものすごい勢いでスレが消費される。 505: 第三帝国 :2017/04/23(日) 20 02 36 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ え、ちょ、え、ええぇえええええ!!? 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ ヒヤッホォォォーーーウ!艦娘だぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ 艦娘キタ――(゚∀゚)――!! 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ ファーーー!? 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ ( ゜д゜)ポカーン もう大混乱である。 他のソーシャルメディアを巻き込んでネットはお祭り騒ぎとなっている。 「静粛に、どうか静粛に」 騒めく場を二藤部自ら収める。 その後さらにこれは疑いのない事実である、と言葉を重ねる。 なお話題の渦中にある艦〇れサーバーも早速負荷が掛かり始まっている。 製作元もジャンジャンと励ましの電話やら何やらが舞い込み天手古舞になっている。 「そして、柏木政府特務交渉官、 ドノパン大使が神崎島の首長である神崎提督との会談の最中。 神崎提督から日本とアメリカの両政府に対しある要望を提示しました。 この要望はわが国の領土に関わる極めて重大な物であり、本日その内容を公表します・・・」 総理自ら重大と発言する内容に記者たちに緊張が走る。 視聴率もグングンと上昇しており、誰もが注目していた。 「それは神崎島の主権を保証することを条件とした日本国への帰属です。 この要望に対してアメリカ、及び我々政府は受諾する方向で検討に入りました」 二藤部の言葉に一瞬理解が追いつかず記者陣沈黙。 だが、事の重大さを理解した途端、慌てて記者クラブへダッシュ。 カメラも眩いほどのフラッシュが焚かれ、ざわめきの声が支配する。 テレビテロップも、 【神崎島は日本国への帰属を要望】 と出され、テレビの前に居る人間は総呆然。 経済の方は既に神崎島の油田地帯が知られているため株やら先物やらが大量に買われる。 そして艦〇れサーバーは・・・久々のエラー猫祭りへ突入。 新規参入者と既存のT督達が同時に多数ログインしたせいで阿鼻叫喚の様相を呈す。 ネット掲示板も・・・サーバーが逝った。 艦〇れがリアルに現れた、と発表された時点で人大杉であったが、 二藤部の神崎島の日本帰属を公表したことで止めを刺された。 その最後の書き込みは、 名前: 名無しさん@未知との遭遇 投稿日:~ 神は言っている、ここで死ぬ運命ではないと おわり
https://w.atwiki.jp/new2souennokanntai/pages/881.html
トップページ イベント攻略 [部分編集] 報酬 勝利回数 1 Hard ★5 M・L・パワー VeryHard ★6 M・L・パワー Extreme ★7 M・L・パワー Inferno ダイヤモンド x250 [部分編集] Hardの編成 敵戦力:32984 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・晴 敵構成 : 戦艦、軽巡、駆逐、駆逐、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 獅子奮迅の大雄(雷撃・速力 +35%、敵艦装甲 -35%) 敵戦艦戦技 : 堅牢なる門番、金剛不動の構え、皇帝の加護 技能 : 敵軽巡戦技 : 不動の一睨、難航の荒波、老巧ノ覇気 技能 : 敵駆逐戦技 : 大勝への先駆け、恩寵と武威の寂光、勇敢なる進撃、不知火轟雷 x2?、破城の槌雷、 技能 : 敵潜水戦技 : 追討の雷鳴、、 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、装甲上昇5 VeryHardの編成 敵戦力:109944 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・晴 敵構成 : 戦艦、軽巡、駆逐、駆逐、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 獅子奮迅の大雄(雷撃・速力 +35%、敵艦装甲 -35%) 敵戦艦戦技 : 堅牢なる門番、金剛不動の構え、皇帝の加護 技能 : 敵軽巡戦技 : 不動の一睨、、 技能 : 敵駆逐戦技 : 大勝への先駆け、無終の反旗、恩寵と武威の寂光、勇敢なる進撃、海乱急襲、不知火轟雷 x2 技能 : 敵潜水戦技 : 百折不撓の潜艦、潜特型ノ奇襲・改、追討の雷鳴、、 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、対潜上昇5、装甲上昇5 Extremeの編成 敵戦力:157064 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・晴 敵構成 : 戦艦、軽巡、駆逐、駆逐、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 獅子奮迅の大雄(雷撃・速力 +35%、敵艦装甲 -35%) 敵戦艦戦技 : 堅牢なる門番、金剛不動の構え、皇帝の加護、オーバーロード・アーマー 技能 : 敵軽巡戦技 : 不動の一睨、難航の荒波、 技能 : 敵駆逐戦技 : 大勝への先駆け、無終の反旗、恩寵と武威の寂光、勇敢なる進撃、海乱急襲、不知火轟雷、破城の槌雷 技能 : 敵潜水戦技 : 百折不撓の潜艦、潜特型ノ奇襲・改、追討の雷鳴、雷襲する幻影、 技能 : 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、対潜上昇5、装甲上昇5 Infernoの編成 敵戦力:219892 陣形:梯形陣 重油消費:30 時間・天候:夜・晴 敵構成 : 戦艦、軽巡、駆逐、駆逐、駆逐、潜水 敵旗艦技 : 獅子奮迅の大雄(雷撃・速力 +35%、敵艦装甲 -35%) 敵戦艦戦技 : 堅牢なる門番、金剛不動の構え、皇帝の加護、不沈の黒城、オーバーロード・アーマー 技能 : 敵軽巡戦技 : 不動の一睨、難航の荒波、老巧ノ覇気、、 技能 : 敵駆逐戦技 : 大勝への先駆け、無終の反旗 x3、恩寵と武威の寂光、勇敢なる進撃、海乱急襲、不知火轟雷、破城の槌雷、黒嵐の追雷 技能 : 敵潜水戦技 : 百折不撓の潜艦、潜特型ノ奇襲・改、瀬戸の舞、追討の雷鳴、雷襲する幻影 技能 : 爆撃機 70機(* 未分類技能 : 火力上昇5、雷撃上昇5、対潜上昇5、装甲上昇5 ※潜水艦に艦載機が設定されているが、戦闘機未搭載なのか制空争いは発生しない。不具合であり12/23 1400 に修正された。 ↓コメント等 名前 閲覧数 今日: - 昨日: - 合計: -
https://w.atwiki.jp/trinanoss/pages/170.html
ACE COMBAT ~THE UNSUNG Striker~ Ep.01 邂逅 そのまま、高町一等空尉ともう一人居た女性、テスタロッサ執務官(階級的には一尉相当官だそうだ)に連れられて彼女等のヘリに乗せられた。 ヘリに乗り込んだときに驚いたのが、子供が乗っていた事である。 まだエレメンタルスクールに通っていてもおかしくない位の年齢の子供が居るのはどう考えても不自然だ、しかしここは元居た世界とは違うという感覚がそれから実感を奪っていた。 この事で後にひと悶着起こすのだが、それはまだ先の話である。 話によれば、これから彼女等の基地に連れて行かれてそこで色々と調べるらしい。 なんでも俺は次元漂流者と言って、意図せずに平行世界(次元世界)の壁を越えてしまったらしい。 時空管理局とはそういった人間の保護と、元の世界への送還も行っているらしい、高町一等空尉はすぐに戻れると行ってくれたが、こちらの所属を言ったときに僅かに動揺したと言うか予想外の答が返ってきた時の驚きの様なそんな目を一瞬した。 という事は、少なくとも彼女はオーシア空軍を知らない可能性がある。 そうなると長期間…いや元の世界に帰れ無い事も想像に難くない、だが絶望するにはまだ早い、もっと絶望的な状況下でも自分は生きて此処までやって来た。 だから、今回もなんとかなるさ。 そうやって頭の中から不安を追い出す。 ヘリに乗り込んでから40分程で目的地である機動六課の隊舎に着いた。 ヘリから降りると、そのまま高町に案内されてドラマでよく見るような取調室の様な部屋に通された。 まずは事情聴取という事らしい、事情聴取ということはある程度の役職の人間が現れるのだろうと思い身構えつつも、高町にことわって手近な椅子に腰を掛ける、暫くして高町と入れ替わりで現れた人物に今日何度目か分らない驚愕を覚えた。 今目の前に居るのはどう見ても17~8歳の女性だ、いやこの世界に来てからと言うもの会話してきた人物は皆ティーンエイジャーだったと思う。 この世界は15歳ほどで成人なのだろうか…。 そんな取り止めの無い事を考えていると、声を掛けられ慌てて返事をする。 「は、はいっ!?」 「ブレイズさん、大丈夫ですか?」 目の前の彼女が怪訝そうな表情でこちらを見据える。 「失礼しました、自分はオーシア国防空軍第108戦術戦闘飛行隊、通称サンド島分遣隊ウォードック飛行隊隊長のブレイズです、階級は一応少佐です」 椅子から立ち上がり、敬礼する。 彼女は一瞬呆気にとられた様だったが、まぁお掛け下さいとこちらに着席を促す。 促されたので再び椅子に腰を下ろす。 「ご丁寧にどうも、私は時空管理局古代遺物管理部機動6課部隊長の八神はやて二等陸佐です、今回はとんだ災難でしたね、それに戦闘に巻き込んでしまったことは心よりお詫び申し上げます」 そう言って彼女は頭を下げようとするが、それを手で制する。 「そう言うのは無しにしましょう、そちらからして見れば私が突然現れただけですし、それにあの時は微力ながらこちらにも戦闘能力は有りましたからね、それと敬語と営業スマイルは止して下さい、ここでは貴女の方が立場が上ですし、そう畏まられるとこちらが恐縮してしまいます」 そこまでこちらが言い終わると八神二等陸佐はそれまで顔に貼り付けていた営業スマイルを消し、ふぅと溜息を吐いてニヤリと笑う。 「いやーお見通しでしたか、でも話の分りそうな人で安心しましたわ、しかし随分と落ち着いてはる様やけど?」 「現状は一応把握出来てますし、それに多少の修羅場は潜って来ましたからね、それでどうなんですか、私の元居た世界の見当は付いたんですか?」 そう言って苦笑した俺を見て、彼女は沈痛そうな面持ちで首を振った。 そんな彼女を横目に俺は小さく溜息を漏らして言った。 「なぁに、そんな顔はやめて下さい、こっちまで憂鬱になってしまいます」 そう言って苦笑する俺を見て、怪訝そうな視線を寄こす。 「ブレイズさんは悲しゅう無いんですか?」 「悲しくないと言えば嘘になります、しかし悲しんでいたって何も始まりはしません問題はこれからどうするかですよ、と言うわけでこの話はここまでにしましょう、それより八神二等陸佐には還る時の為にトムキャットの燃料と武装の補給とは言いませんが、せめてチャフとフレアの補給はお願いしたいのですがよろしいですか?」 そう言って彼女の返答を待つと返ってきたのは予想の斜め上を行く発言だった。 「チャフ?フレア?それって何やろか?」 「はぁっ!?」 思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。 いやしかし、彼女は部隊司令という事は文官だろうし階級に陸と付いているので陸軍属という事だろう、航空機に関する知識が無くても納得が出来るのだが、しかし所属が同じ高町一等空尉は空尉と付いている以上、空軍属のはずだ。 という事はこの部隊はタスク・フォース、混成部隊という事だろうか……あぁ駄目だこんがらがって来た。 「あの…ブレイズさん?それでチャフやらフレアやらっていったい?」 そう促されてやっと我に返り、慌てて答える。 「あぁご存知無いんですか、デコイですよミサイルを回避するための、チャフは長~中距離レーダー誘導方式のミサイル回避用で、フレアが短距離IR誘導方式のミサイル回避用の物です、原理的な話は割愛しときます」 そう言って愛想笑をする。 「でも何でそないな物が必要なんですか?」 「あぁ理由ですか、理由は元居た世界で戦争やってたんですよ、まぁこっちに転移する前に終わらせてきた筈なんですが、ちょっと事情が複雑でしてね、まぁ念には念をというやつですよ」 戦争という単語を聞いたとたん彼女の顔から笑みが消えた。 「よければその事情を詳しく話してはもらえへんやろか?」 そう言った彼女の眼には、好奇等の色は一切無く深い悲しみを湛えた真摯な眼差しだった、彼女になら話しても大丈夫か。 そう思いまずは確認をする。 「話せば長いですが、よろしいですか?」 静かに深く頷く彼女を確認してから、口を開く 「15年前、世界を巻き込む大きな戦争がありました、そして今回の戦争は15年前のベルカ戦争が引き金になっていました……、ベルカ公国、その比類なき工業力で強力な軍事力を整備していたかつての大国は、世界情勢を見誤り自らが引起した戦争により滅びの道を歩みました、そしてそのベルカ公国から牙を奪った2つの超大国、それがオーシア連邦とユークトバニア連邦共和国です、その2大国に戦争の責任を擦り付けて憎悪を肥大化させていった旧ベルカ公国軍上層部は国際協力の名の下にそれぞれの軍部に食込みました、冷戦構造下の2大国がベルカ戦争以来の反戦ムードを汲んだ和平路線政策を嫌った好戦派の軍人に取り入って互いの猜疑心を煽り力を蓄えながら冷戦を灼熱の戦争に変えようと暗躍しました、その結果起こったのが今回のオーシア、ユークトバニア間における戦争です」 ここまで一気に話して、一心地つけてからここまでは理解できましたか、と彼女に尋ねる。 「えぇ、一応は」 俯き加減に彼女がそう応えたのを確認して続ける。 「それで私は、所謂”知りすぎた人間”って奴でして、オーシア空軍にアグレッサー(仮想敵部隊)として派遣されていた元ベルカ空軍のエースパイロット部隊、通称グラーバク飛行隊の関与とオーシア連邦の大統領の行方不明と言う事実を知ってしまい、好戦派の軍上層部の策略でスパイとして追われる身となりました、その後この戦争に疑問を持った部隊と合流して、大統領と同じく囚われていたユークトバニア首相をベルカの手から救い戦争を終わらせた所で私はこちらに転移してしまいました、だからどの部隊にベルカの息がかかっているのか私には分りません、戻った途端に味方のフリをした敵に即撃墜されるなんて私は嫌ですからね」 空気が重くなってしまったので笑ってみる、しかし彼女は笑わない。 「あの…最後は笑う所ですよ?」 「いや笑えませんて、そんな重たい話!!」 若干息を巻いて詰め寄る彼女なだめて続ける。 「いや…確かに辛い事や後悔も沢山有ります、ですがそれを考えて答を出す時間が来るのは全てを片付けた後ですよ、それでこちらの要請は受諾して頂けるんですか?」 彼女は最後の問いに少々不意を付かれたのか、少々面食らった様だったが慌てずに答えてくれた。 「えぇ、攻撃兵器では無いようやしチャフとフレアそれに燃料に関しては補給が出来るように手配しときます」 「有難うございます、八神二等陸佐殿」 一応、礼儀は通しておかねばと思い、起立して敬礼するが今度はこちらが手で制される。 「そういうのはお互い無しにしまへんか?」 そう言って彼女はニヤリと笑う コレは一本取られた、俺は苦笑いで返す。 「では改めまして、ありがとう八神さん」 「いやー当然の事をしたまでですよ、それよりもう2~3聞きたいことが有るんやけど、大丈夫やろか?」 「えぇ、勿論かまいませんよ」 じゃあ遠慮なくと言いつつ彼女はまたニヤリと笑った。 「ブレイズっちゅうのは本名なん?本名なら出来ればフルネームを教えてもらいたいんやけど」 静かに首を左右に振って答える。 「いいえタッグ・ネームです、本名はさっき言った通りの事情なので使うのは控えてるんですよ、それに本名を使わないのは大統領から直接下された命令なので本名は申し訳ありませんが明かせません」 そう言って一応、頭を下げる。 「言えない言われたら余計気になってきたけどまぁ一旦置いときましょか、では次の質問や、ここに転移する直前は何やっとたんや?」 おぉ、これはまた確信に迫った質問だ、答えたいのは山々だが信じてもらえる確証が無かった、それはそうだろう戦闘機たった4機で落下してくる超大型軍事衛星を破壊してたなんて、しかしちょうどいい嘘も思いつかない、ここは有りのままを語るしか無い。 「信じてもらえないかも知れないのですが、ここに転移する直前に首都に向かって落下中だった超大型戦略軍事衛星を物理的に破壊していました、転移する直前はその衛星の爆発に巻き込まれた時でした…で信じてもらえます?」 「もちろん信じますよ、それくらいの事があらへんと次元転移なんて起きまへんもん」 驚くほどあっさり信じてもらえた様だ、彼女はなぜか自慢げに胸を張っている。 「まさか一発で信じてもらえるなんて思いませんでしたよ、そういえばこの後、俺はどうなるんです?」 「一応、身柄は拘束させてもらいます、あぁでも軟禁するわけや無いんで安心しといてくださいと言っても、この隊舎とブレイズさんの乗ってきた戦闘機が置いてある第8臨海空港しか自由に行動はさせてあげられへんけど」 そう言って少し申し訳無さそうにする彼女を見ていると、何故か自分がとても悪い事をしたのではと言う感覚を覚える。 「十分ですよ、あとF-14D+の整備と調査の時は立会いを許可していただきたいのですが」 「分りました、許可が出るように手配しときます」 「いや、助かりましたよ本当になんとお礼を言えばいいのか」 「だからお礼なんていいですって」 そう言って照れくさそうに笑う彼女を見て少し安心する、しかし彼女が若くして司令なんて役職をやっているのかがわかる気がした。 「今日はお疲れのようやし事情聴取はこれくらいにしとこか、じゃあ私はこれで失礼しますわ、ブレイズさんは直に案内を寄越しますんでそれに従ってや」 そう言って足早に部屋を出る彼女を見送り、背もたれに体を預けて少し眼をつぶる。 「そういえば、最後にベッドで寝たのは何時間くらい前だったっけ……」 そう呟いた瞬間、溜まっていた疲労がどっとあふれ出し、瞼と頭が重くなる。 「少しだけ…案内の人が来るまで……」 そう呟き、意識を手放してしまった。 前へ 目次 次へ
https://w.atwiki.jp/fumetsu/pages/17.html
◆08. 【病院検査】 『バキ』。驚愕する通行人たちの目の前で、ピクルは自分を跳ねたトラックを不思議に思い、手で触れて調べ、前方から持ち上げる。 『不滅のあなたへ』。驚愕する通行人たちの目の前で、フシは自分を跳ねたトラックを不思議に思い、手で触れて調べ、前方から押し返そうとする。ついでにトラックの運転手が体は大丈夫かと、跳ね飛ばしたフシに訊ねる。 『バキ』。研究所に搬送されたピクはが全身くまなく精密検査を受け、頭部のレントゲンを撮影される。烈海王との闘いで常人なら殺されるレベルの攻撃を食らいながらもピクルを診察した博士は、「あの程度の攻撃など何ともない」と述べ、ノーダメージ扱いになる。 『不滅のあなたへ』。病院へ搬送されたフシは全身くまなく精密検査を受け、頭部のレントゲンを撮影される。トラックに跳ねられ常人なら殺されるレベルの攻撃を食らいながらもフシを診察した医師は、「何ともない」と述べ、ノーダメージ扱いになる。 TOP 次の記事へ→ .